学校長紹介


公益社団法人 金沢職人大学校


理事長・学校長   北 浦    勝

 平成8年10月、歴史的建造物や景観に関わる伝統技術の保全・継承と、熟練技術者の育成を目的に全国で初めて、金沢職人大学校が開設されました。
  開設に当たっては、当時の金沢市長が中心となり、各業種組合の皆様が協議を重ね、文化庁をはじめ関係者のご協力をいただきながら、第一歩を踏み出しました。


 それから20年、振り返ってみますと───
  当初は、「本科(石工科・瓦科・左官科・造園科・大工科・畳科・建具科・板金科・表具科)」と市民への啓発活動としての「市民公開講座」との2事業でスタートし、その後、平成10年4月からは本科1期生により、庭と茶室を新設した旧家の修復を行い「長町研修塾(匠心庵)」として開設、平成11年10月から「修復専攻科」の新設、平成12年4月から「職人さんの道具収集事業」、「職人さんの謡曲教室」の2特別事業を、平成14年7月から「子どもマイスタースクール」、平成14年10月から「歴史的建造物修復研究会」の発足、平成15年度には旧観音町の「旧涌波家の修復整備」、平成18年度から「職人さんのお茶教室」の開設、平成23年4月には第2実習棟の完成、そして平成24年4月には本大学校を公益社団法人として登記するなど、つぎつぎと新たな取組みをし、事業拡大に努めてまいりました。

 これらの事業は、いずれも金沢市当局のご配慮と、講師をお願いしました多くの方々、各業種組合のご協力により実施されたものであり、この機会に厚く御礼申し上げたいと思います。


 平成21年1月には金沢市が歴史都市に認定され、、平成27年3月には北陸新幹線が開業するなど、金沢の歴史と伝統を守り創り出す金沢職人大学校の役割はいよいよ重くなってまいりました。今後共、ご支援、ご協力いただきますようお願い申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。